Ulla Grace Hyvinvointia on päättämässä toimintansa

マイ・ストーリー / My Story

 

ウッラ=マイヤのウェルビーイングメソッドは、生命の驚異と尊敬から生まれました。

ウェルビーイングとナチュラルヘルスに対する探究心から、ウッラ=マイヤはイギリスとフランスへと旅立ち、アロマセラピーのマスターの下で学ぶことになりました。異国の地で知識を得た後アロマティカを創立し、講義や商品を通してその知識を広げています。

人間のウェルビーイングの全てを理解するため、私の探究心は生涯続くものであり、現在でも仕事と勉強は続けています。

自然ウェルビーイングに関する興味と実践的活動のルーツは、ウッラ=マイヤ・グレースの幼少期まで遡ります。マッサージ師、カッピング治療師、助産婦、納棺師であった祖母アンナはグレースにとって魅力的で尊敬する人物でした。祖母は健康を維持するためのハーブとベリーの基本的な知識を持ち、グレースは彼女からハーブとベリーの知識を学びました。

グレースが20歳になった70年代初頭、英語を学ぶためにイギリスへ渡りました。ちょうどその頃、イギリスでは人々がナチュラルヘルスに対して関心が高まってきた時期でした。時間があるときはナチュラルヘルスに関する本を専門に取り扱う書店で過ごしました。それがグレースとアロマセラピーが初めて接触した場所でした。

会社で経理として勤めていながら、ナチュラルヘルスの様々な哲学とアプローチを学び、健康とウェルビーングのためのエッセンシャルオイル専門家になる夢は彼女の中で生き続けました。若くして母になったグレースは、祖母と母の教え、そしてこれまで読んだ本やヨガの知識などに倣い実践しました。

 

商品開発のはじまりは彼女のハーブガーデンから

1970年末期、彼女と家族は数年間フィンランドへ戻りました。新居ではクリーンでピュアな原料が育ちやすく、子供達も自分自身も健康に過ごすことができました。グレースが作った咳用チンキ剤と点耳薬は母親たちの間でも人気になりました。

再度グレースたちはイギリスを渡り、アロマセラピーロンドンスクールにてアロマセラピーの道が開かれました。イギリス式基本・上級のアロマセラピーコースを修了し、バイオメディカルサイエンス研究院(L’Institut des Sciences Biomedicales)にてピエール・フランショーム(Pierre Franchomme)とダニエル・ペノエル(Daniel Penoel)に師事し、さらに2年のフランス式アロマセラピートレーニングを受けました。

イギリス式・フランス式の2つの異なるエッセンシャルオイルの使い方を融合したものは、ウッラ=マイヤ・グレースの仕事や考え方のガイドラインになりました。イギリス式アロマセラピーは、生命のホリスティックな理解に基づいてエッセンシャルオイルを使用します。一方フランス式は、それぞれのエッセンシャルオイルの化学成分と器官系への影響の理解に基づいています。そしてどちらも嗅覚を重要視しています。

 

アロマセラピストと講師

1985年、ウッラ=マイヤ・グレースはガーデンルームにクリニックを開き、アロマセラピストとしてのスタートを切りました。ヨガの教えは心身バランスの理解を深め、エッセンシャルオイルの使用法に深みを与えました。1991年にはヨガ講師の資格を得ました。

イギリス式とフランス式のエッセンシャルオイル使用法によって生み出されたシナジーと、ウッラ=マイヤ・グレースが開発したマッサージメソッドは、人気を博する様になり、予約は数ヶ月先まで埋まるようになりました。

フィンランドとイギリスでそのメソッドを教えてほしいと求められるようになりました。そしてアロマティカセンターをイギリスで創立し、特別なマッサージテクニック、エッセンシャルオイル・セルフケアの方法を「UMG(ウッラ=マイヤ・グレース)-メソッド」として纏めました。1991年国際アロマセラピスト連盟(The International Federation of Aromatherapists , IFA)のメンバーに加わり、2000年には日本のヤマノビューティーウェルネスにて講師を務めました。グレースはホリスティックアロマセラピーの専門家としての誇りをもち、国際的な先駆者だと自負しています。IFA主要講師番号はP/0048、メンバーシップ番号は129です。現在ではIFAの会員数は数千人にものぼります。

 

アロマティカ株式会社がフィンランドにアロマセラピーを広める

1993年、グレースはライフワークであるアロマセラピーUMG-メソッドとともに、再びフィンランドに戻りました。フィンランドではまだアロマセラピーが浸透していなかった頃アロマティカ株式会社(Aromatica Oy)を創立し、アロマセラピートリートメントの教育・提供に取り組みました。長年にわたり数百人のヘルスケアとウェルネスの専門家を指導してきました。

そしてグレースは専門家とセルフケア向けのトリートメント商品を開発しました。フィンランドの最初のお客様は、様々な原因の痛みに悩まされていました。初のセルフケア商品は「Kolotusöljy(痛みに使うオイル)」という痛みを和らげるものでした。今でも数あるセルフケア商品の中で最も人気がある商品の一つです。それからまもなく次の商品としてセルライトトリートメントが開発されました。こちらも発売から人気がある商品の一つです。

グレースはアロマセラピー本『Aromatherapy for Practitioners』を出版したこともあります。その本の初版は1996年イギリスでD.W.Danielsによって出版され、フィンランド語とスペイン語に翻訳されました。グレースは『The User Guide into Essential Oils』と『The Wellness book in 2010』もフィンランド語で著しています。

 

ウェルビーイングは全ての人が持つ権利

UMG-メソッドと商品はウッラ=マイヤ・グレースの業績と数十年の努力の成果です。そしてトリートメント商品は、昔ながらの知識と現代の科学的研究、直感的な理解とエッセンシャルオイルの化学を結合したものです。

自然と人類への敬意はグレースの価値観の礎です。私たちは皆等しい価値と権利を持ち、特別で、唯一無二であります。これを理解してから初めて人々をトリートメントできるようになります。

ウェルビーイングのホリスティックな奥深さと複雑さを理解するのは長い道のりです。

― 私たち自身の健康とウェルビーイングの鍵をそれぞれが持っていることを、みんながいつか理解すると信じています。ウェルビーイングは全ての人が持つ権利ではありますが、それを手に入れるためには努力しなければなりません。ウェルビーイングは自分自身に与える様々な形の栄養(物理的、社会的、文化的、感情的、スピリチュアル)から生まれるものです。  ウッラ・グレース

グレースはアロマティカの商品開発、トリートメント、アロマセラピー向けヘルスケアを指導することをこれからも続けていきます。